ナタリー通信ブログ

瀬戸内の海風を感じて・・

真鍋島:毎年この時期になると・・部屋のかたずけからはじまる、ちっさな旅

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レコードを探しているときに、アルバムがあった。
1枚の写真がでてきた。・・

毎年この時期になると(誕生日の月)決まって、行っていた島があった。
除虫菊の咲く島なのだが、私が行くときには、ほとんど刈り取られていた。

あとから夏目雅子の瀬戸内少年団で有名になった「真鍋島」だ。
ここに、三虎ユースホステルというのがあって20代の頃に毎年いっていた。

笠岡から渡船で1時間くらいで港に着く。
港から残っている菊の花匂いの漂う、丘をのぼり・・・頂上についくと、目の下の浜にユースの
建物が見えると、「また来た」と・・・思ったものだ・・・

何をするわけでもなく、浜にある船を改造した部屋のデッキの上で、ギターを弾いて、海を
眺めてぼんやり、2日~3日過ごしてかえっていた。

あれから、30数年・・・長かった髪も、すっかり(まったく←こちらの表現がベスト)なくなったが・・

ウェブ上で検索したら、ユースも様変わりしていたが、あの海と浜はあの当時のままだった。
・・・・・・